Webマーケティングスクールの中には、教育訓練給付金制度を利用して受講できるスクールがあります。
給付金制度のメリットは、国から補助を受けながらお得にWebマーケティングを学習できることです。
この記事では、教育訓練給付金制度のあるWebマーケティングスクールについて、解説していきます。
教育訓練給付金制度のあるWebマーケティングスクールは、以下1校です。
インターネット・アカデミー ※無料カウンセリングあり | 676,280円(10ヶ月):最古参のWeb系スクールが展開するWebデザイン講座。 |
教育訓練給付金制度とは?
教育訓練給付金制度とは、受給条件を満たす人がスクールの受講料金の一部を、給付金として国から支給してもらえる制度のことです。
厚生労働省によると、以下のように説明されています。
教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。
一定の受給要件を満たす方が、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した場合に、その費用の一部が教育訓練給付金として支給されます。
教育訓練給付金制度が対象となるのは、Webデザインだけでなく、英会話やプログラミングなどさまざまです。
教育訓練給付金制度には、以下3つの種類があります。
- 専門実践教育訓練制度:最大で受講料の70%を支給(年間上限56万円)
- 特定一般教育訓練制度:最大で受講料の40%を支給(年間上限20万円)
- 一般教育訓練制度:最大で受講料の20%を支給(年間上限10万円)
今回紹介するスクールでは、専門実践教育訓練制度が使える講座と、一般教育訓練制度が使える講座を紹介します。
教育訓練給付金制度の支給対象者は?
教育訓練給付金制度(一般教育訓練制度)の支給対象者は、以下のように定められています。
一般教育訓練給付は、在職者(雇用保険の被保険者)又は雇用保険の被保険者でなくなった(離職した)日から1年以内(妊娠、出産、育児、疾病等で教育訓練給付の対象機関が延長された場合は最大4年以内)の者であり、雇用保険の被保険者期間が3年以上(初回に限り、1年以上)である者
簡単にいうと、以下のうちのいずれか要件を満たしている人が対象になります。
- 現在どこかの会社に所属していて、雇用保険に加入している人
- 会社を離職してから1年以内で、過去3年以上(初回に限り1年以上)どこかの会社で雇用保険に加入していた人
- (妊娠、出産、育児、疾病等の理由がある人は)会社を離職してから最大4年以内で、過去3年以上(初回に限り1年以上)どこかの会社で雇用保険に加入していた人
給付金制度の対象となるスクールを修了してハローワークに申請すると、指定口座に給付金が振り込まれます。
教育訓練給付金制度の対象となるWebマーケティングスクールは?
教育訓練給付金制度のあるWebマーケティングスクールは、以下1校です。
インターネット・アカデミー ※無料カウンセリングあり | 676,280円(10ヶ月):最古参のWeb系スクールが展開するWebデザイン講座。 |
詳細を解説していきます。
インターネット・アカデミー
運営会社 | インターネットビジネスジャパン株式会社 |
学習形式 | オンライン or 通学(渋谷、新宿) |
価格(税込) | 給付金の対象となるWebデザイナー検定コース+作品制作講座+Webマーケティング講座で676,280円 ※希望に応じて分割払い可能 |
学習期間 | 10ヶ月 |
カリキュラム | HTML CSS Javascript Photoshop SEO Yahooプロモーション広告 |
サポート | 教育訓練給付制度対象(受講料の20%補助(上限10万円)) 教室の自習 オンラインでの質問対応 |
インターネット・アカデミーは、インターネットビジネスジャパン株式会社が運営するIT・Web系のスクールで、1995年に日本初のWeb専門スクールとして開校した老舗の中の老舗です。
インターネット・アカデミーには、デザイン系、プログラミング系、マーケティング系でそれぞれ複数のコースがあり、講座内で勉強した内容だけでなく、外部から獲得してきた仕事についても講師に相談ができます。
老舗ゆえか、価格が高いことにことにマイナス要素はあるものの、確かな実績を誇るWebデザインスクールです。
インターネット・アカデミーの給付金対象コースとして、「Webデザイナー検定コース+作品制作講座+Webマーケティング講座」の組み合わせがあります。
これらのコースを組み合わせることで、Webデザインの習得とともにSEO、SNSマーケティング、Web広告のほか、アクセス解析といったWebマーケターとしての必須スキルを一通り学習可能です。
コース全体の金額は676,280円(税込)ですが、適用条件を満たせば、国の給付金で最大10万円の支給を受けて受講できます。
また、専門実践教育訓練制度の対象となっているReスキル講座をWebマーケティング講座と組み合わせて受講することも可能です。
その場合は、通常982,520円(税込)の受講料に対して、支給条件を満たすことで56万円の給付金が支給されます。
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給付金を使ってスクールを受講する際の注意点
給付金を使ってスクールを受講する際の注意点として、以下3つがあります。
- 給付金をもらう資格あることを確認する
- 講座の修了要件を満たすようにする
- 講座修了から1ヶ月以内に給付金を申請する
上記3つはすべてクリアしておく必要があるので、給付金の受給を検討している場合は注意しましょう。
給付金をもらう資格あることを確認する
給付金を受給できる条件は、以下のとおりです。
- 現在どこかの会社に所属していて、雇用保険に加入している人
- 会社を離職してから1年以内で、過去3年以上(初回に限り1年以上)どこかの会社で雇用保険に加入していた人
- (妊娠、出産、育児、疾病等の理由がある人は)会社を離職してから最大4年以内で、過去3年以上(初回に限り1年以上)どこかの会社で雇用保険に加入していた人
雇用保険の加入状況と、受講タイミングによって条件を満たさない可能性もあるなどやや複雑なので、ハローワークで給付金の受給資格があるかどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。
講座の修了要件を満たすようにする
給付金をもらうためには、講座の「修了認定基準」を満たす必要があります。
「修了認定基準」は各スクールの講座ごとに設定されているので、受講前にスクールに確認するようにしましょう。
せっかくお金を払って受講したのに、「修了認定基準」を満たせていないと給付金をもらえないので要注意です。
「修了認定基準」を満たせると、給付金の申請に必要な「教育訓練修了証明書」が発行されます。
講座修了から1ヶ月以内に給付金を申請する
給付金をもらうためには、講座修了後に自分でハローワークに申請する必要があります。
申請は講座修了から1ヶ月以内と決まっているので、講座が修了したら必要書類を準備して速やかに申請するようにしましょう。
FAQ:よくある質問
給付金対象となるWebマーケティングスクールについて、よくある質問です。
Webマーケティングだけに特化して学べるスクールはありますか?
多数あります。
ただし、国が給付金の対象としているWebデザインやプログラミングのスキルとは異なり、Webマーケティング単体のスキルだと現在のところ給付金の対象となる講座がありません。
もし、Webマーケティングスキルだけを習得したいのであれば、おすすめのWebマーケティングスクールをご覧ください。
もっと安く学べるスクールはありますか?
給付金の対象にはなりませんが、Webマーケティングだけに特化して安く学べるスクールは多数あります。
詳細は、受講料が安いWebマーケティングスクールをご覧ください。
まとめ
以上、教育訓練給付金制度を利用して受講できるWebマーケティングスクールでした。
教育訓練給付金制度のあるWebマーケティングスクールは、以下1校です。
インターネット・アカデミー ※無料カウンセリングあり | 676,280円(10ヶ月):最古参のWeb系スクールが展開するWebデザイン講座。 |
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